機能する議会にむけて

機能する議会にむけて

以前、25年前に市議会を傍聴した話しを書いた。
その数年後、市議会をもっと機能させたいと思い、
市議会に立候補し、今は議員という立場で活動をしている。

議員となって、誰よりも多くの発言をして、
行政を質してきたつもりだが、
市民の皆さんに認められる議会となったか、
議会が十分に機能するようになったかは、
不甲斐ないが十分ではないと反省している。

それこそようやく4年前の選挙で若手議員が増えて、
議会を変えようという気運が盛り上がってきた。

初めての議員間討議も、不慣れで残念な点もあったが、
議員同士がひとつのテーマについて
意見を交わすということもなかったので、
まず開催ができただけでも進歩だった。

そして今は
議会改革プロジェクトチームが全会派の同意を得て結成され、
議会のない時も頻繁に会議を開催し、
これからのあるべき議会の姿を議論している。

それは、ひとつの成果となって、
市民の皆さんに報告ができる時が来るでしょう。
そしてそれによって、私たち議員も議会の果たすべき役割について
共通の理解が持てるようになると期待している。

経済が右肩上がりで、インフラの整備に追われた時代から、
少子高齢化と地方の過疎化が深刻な右肩下がりの時代となって、
市民の皆さんのための議会もその役割は変わってゆく。
役割は変わっても、議員が市民の皆さんの声を聞き、
そして行動することに変わりはない。
そんなアクティブな議員によって機能する議会にしていきたい。