August 2022

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少し整っていないくらいのほうが人間には丁度いい

少し整っていないくらいのほうが人間には丁度いい

文芸春秋9月号の三人の卓子で取り上げていただいた 「どちらでもいい怖さ」について、 多くの皆さんから「いいね」を頂いた。 同意できない方もおられたかもしれないが、 時代の空気をよくとらえていると言って下さった方もいて、 とても嬉しかった。 誰もが「どちらでもいい」「どうでもいい」と 考えているとは思っていないが、 国全...
157 PV
当たり前のことが心地よかった。

当たり前のことが心地よかった。

伊達での生活の基盤をつくるために、長期のアルバイトを探すことになった。 本当は正規の仕事が必要だったが、 1日の半分は、この伊達に来た目的のひとつでもある「シュタイナー教育を知ってもらう教育活動」のボランティアがあったので、 午後2時から夜11時までの仕事を探した。 そしてYES(現在のゲオ)という本とCDとゲームを扱...
146 PV
田舎の暮らしの方がずっと人間らしい

田舎の暮らしの方がずっと人間らしい

伊達に来たばかり頃、車を運転していて国道から東山が見えるたびに雄叫びをあげていた。 「なんか〜自由だなあ〜」と楽園を満喫していた。 もともとポジティブ志向なのだろう。 仕事を辞めて、まだ次の仕事も決まっていないのに、ついついほくそ笑んでしまう。 頭がおかしくなったのかと言われても、笑っていたのではないか。 それだけ東京...
198 PV
それでも世界が平和になる道をみつけよう。

それでも世界が平和になる道をみつけよう。

今年も終戦の日がやってきた。 戦後77年、国内では戦争を語る人が少なくなり、 世界では戦争が止まらない。 東西冷戦の終結で戦争のない世界を夢見たが、 世界はそんなに単純ではなかった。 それは人間自身の複雑さが招くのか、 人間の無知がそうさせるのか、 そもそも生き物はその進化のために争うことは避けられないのか。 これだけ...
216 PV
何より生きている感じがした。

何より生きている感じがした。

伊達に来て、初めて収入を得た仕事は、土木作業だった。 今のミュージアムがあるあたりは中学校があって、その建物がほぼほぼなくなった後、 地面に残ったコンクリートの残骸のような出っぱりを、電動のコンクリートハンマーで崩していく仕事だった。 コンクリートハンマーなんて遠くから見たことはあったが、触ったことはなかったので、慣れ...
228 PV